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激辛ペヤングを食べきったのでその経験を話そうではないか

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はじめに

個人的にはあまり辛いものは好きではないのですが、友人たちと話していて少し興味が出てしまったのがことの始まりです。 どうせ近くの店に売ってないだろうなとか思って見送るつもりでしたが、近所のセブンイレブンに置いてました。 妻がメルカリで本を売ったので、発送しようと立ち寄ったのが運の尽きでした…。

ペヤング 獄激辛やきそばFinal

買ったのはこの商品です。 街の噂では「辛すぎて食べきれないんだけど」というものが並んでいます。 内心「ハハww甘えすぎ。市販品なんでそこまで辛くないっしょww言うて、CoCo壱ぐらいっしょww」と思っていましたが、ごめんなさい。普通に辛かったです。

夜食に作ったので、23時頃だったのですが1口食べて、これ食べたら夜寝れなくなるわと一旦見送りました。(1口食べただけなのですが、夜2回起きてトイレに行きました。)

ただまぁ。食べ物は粗末にしてはいけないという教えのもと育ってきたので残さず食べたいところです。

どのくらい辛いのか

辛メータ というサイトで辛いというのを比較して数値化しているので調べてみました。

これまでの人生で食べた中で一番辛かった料理を調べてみます。 ギロチン炒飯 呪い 呪い

店の人が料理し始めると目が痛くなり、少し咳き込んでしまうほどの瘴気が店内を充満させていたぐらいです。信じられないぐらいめっちゃ辛いんですが味は美味しいのが癖になります。 半分ちょっと食べたあたりから、涙と汗が止まらなくなり残り数口に差し掛かるときには腕がぷるぷるって震えたのが思い出深いです。

ギロチンの料理全部、美味いので普通にオススメなんで今度行きましょう。

ペヤング獄激辛 Final 大体4.28~4.61KMぐらいをマークしています。

ギロチンチャーハンが、4.55KM~4.71KMぐらいをマークしているので ギロチンチャーハンと同格か、少し抑えめという所かと推測していました。

ちなみに、心地よく食べることができるCoCo壱番屋の10辛は、2.18KMとか多くても3.00KM前後です。 このサイトは自分が食べて辛いものを基準に検索してみると、食えそうダメそうの判断に使えるので中々面白いですね。

作ってみた

大体の辛さの目安としてはわかったんじゃないでしょうか。 ギロチンより辛くないならまぁ食べきれるかと判断しました。

鬼が泣いてますね。それぐらい辛いってことなんでしょう。

成分です。辛い成分はすべて抽出物みたいな書き方をされているようです。

あまり需要はないのですが、裏面です。

ご覧のとおりですが、普通のペヤングにこの激辛ソースをかけることになるようです。

蓋をめくって、かやくを入れてあげます。

完全に話がそれますが、忍たま乱太郎で「かやくご飯」を食べようって話で、「火薬」ご飯として爆発してるのを乱太郎達が想像して、なんて禍々しい料理を食べようとしているんだ。みたいな話がありましたね。

話を戻します。 お湯を入れて3分経ちました。 この状態でソースでも入れて食べれば普通に美味しいペヤングです。

覚悟を決めて、ソースを投入しましょう。

普通に美味しそうですね。匂いが辛そうな感じが滲み出てますが…見た目は完璧です。

感想

辛いです。市販品で食べるものの中ではぶっちぎりで辛かったです。 1口食べたときには「あれ?そんな辛くないかな?ピリッとするけど、そんな騒ぐほどか??」となってたのですが、飲み込んだ直後ぐらいから辛さが猛烈な勢いで襲ってきました。 とどまることの知らない辛さは、牛乳を1リットル近く飲みきっても収まらず シューアイスなどを舌の上で転がしても辛味が舌の上に残っていました。

辛い料理を食べたときに、水を飲むと辛さ成分が口いっぱいに広がって逆に辛いといいますが、それにしたって辛い。

「今日はこのぐらいにしといたる」と夜食として食べるのは辞めました。 1口食べただけなのに、夜中2回腹痛で起きました。その影響か子供も何度か起きて非常に眠たかったです。

次の日「朝から食べたくねぇな」と朝ごはんとしては見送り、「そろそろ食べるか…」と昼ごはんに食べました。

1日寝かしたとて辛さは変わるわけではなく、普通に痛いし、辛いしむせ返るような味でした。 食べすすめるとだんだん口の中が慣れてきて、サウナで感じるような「整う」という感覚に近づいてきました。店で食べるのとはやはり違うですが、辛いものを食べる醍醐味ではありますよね。ただ辛いだけの苦行ではなく、そんな中で感じる生きてるって感じが非常に良いですよね。

食べている最中は、特に手足のしびれや、震えを感じることなく 一緒に水分取りすぎて、お腹が張って苦しいなぐらいの被害で食べ終えることができました。

そして始まる地獄

お下劣大百科みたいな話になってしまったのでここの感想は飛ばしても良い気がします。 完食者の生声として参考に慣ればと思いますが…。

食べ終えたあと、達成感がありつつ過ごしていました。 そして、10分後ぐらいから始まる地獄絵巻。

「おいおい、体は正直だぜ…」ってセリフが聞こえてきそうなぐらい悲鳴を上げていました。 昼休みを開けて、在宅勤務していたのですが打ち合わせの最中に迫りくる便意。 Blutoothヘッドホンをしながら裏でトイレに駆け込むこと6回、たまに話しを振られるので咄嗟にヘッドホンを操作して回答するようなことをやっていました。 苦しかった。

その日は、ペヤングを食べて苦しいからと、早めに仕事を終えました。 その後も、出るわけでもないのに、腹痛は襲ってくるのでトイレに駆け込みました。

おならをするだけでも辛い成分が出てるのか尻がヒリヒリしました。 当然、前も出すたびに痛い。

激辛料理は、食べている最中よりもその後が辛い。 定期的に忘れてしまうのですが、ホント体が受け付けないんですよね…。

この件に関しては、ペヤングに罪は無い。

まとめ

激辛料理を食べたとき、人はどうなるのかという一例を残してしまいました。 ペヤングを食べたときに感じるエクスタシーは代えがたいもので、ぜひ皆様には体感していただきたい。なんでこんなことしてるんだろうかと感じてから数歩進んだ先に見える景色は貴重な経験になることでしょう。 そんな体験が300円ぐらいで味わえるというのだからペヤングという商品は価値がある。

辛いものを食べるときは気持ちで負けてはいけません。 体は正直なので、えづかないものであれば食べることができるものです。

さぁ。みんなも悶え苦しもう。